本日は、大阪のミナミで不動産業に従事されている、H様とS様のダブルブレストのオーダースーツをご紹介します。
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ダブルブレストスーツのドレスコードと
ビジネスシーンに置いて注意したい事
ダブルブレストは、胸廻りを中心に上半身を大きく見せる効果がございますので、威厳のあるドレスコードが高いスタイルで、よくフォーマルシーンなどで見かけるスタイルのデザインでございます。
威厳あるスタイル故に、格上の方がお召しになるドレスコードになりますので、ビジネスシーンでのクレーム対応の際には、控えるべきドレスコードですので是非ご注意下さいませ。
ちなみにクレーム対応の際には、黒色に近いダーク系の無地のスーツに、スーツと同色の落ち着いたネクタイをするのが、ビジネスシーンではマナーとなっております。
また、料理人のコックコートや海兵隊のPコートなどのダブルブレストのデザインは、職業上の機能の部分を優先されてデザインされているので、こちらのドレスコードを気にする必要は一切ございません。
現代のダブルスーツは、バブル時代のエレガンスさを
削ぎ落とした、スタイリッシュなサイズ感が魅力です。
皆様の「ダブルブレストスーツ」のイメージが最も強いのは、バブルの時代の洋服の流行ではないでしょうか?
そもそもバブル時代に、シルエットやサイズ感の大きい洋服が流行った背景には、経済的に豊かであった為に生地をシングルブレストより前身頃に生地を沢山用いるダブルブレストは、当時デザイン上では良い洋服の条件となっておりました。
しかし、バブルが過ぎこの様な行き過ぎたファッションの表現が滑稽に感じてしまい、一時期は「ダブルブレストスーツ=ダサいスーツ」という、先入観が人々の深層心理の中に刷り込まれてしまいました。
現代のダブルブレストは、バブル時代のシルエットやサイズ感とは異なる、スリムでスタイリッシュなサイズ感です。具体的にはジャケットのウエストを細く絞り着丈を短くして、パンツを細身でテーパードさせる全体的にスリムなサイズ感が主流となっております。
今まで弊店で、シングルブレストのスリーピースのスーツを、ずっとオーダーされていたH様は、初のダブルブレストスーツに挑戦されました。
映画「新宿スワンⅡ」の「金子ノブアキ」さんのスーツ
出典:https://toplog.jp/598
S様の方は、映画「新宿スワンⅡ」に出演していた「金子ノブアキ」さんのスーツをモデルにされたようです。
スーツでは珍しい8×4のダブルブレスがポイントです。
英国生地では珍しい派手で個性的な生地
【DARROW DALE】の業界裏話
英国の紳士が現地でこんな派手で個性的な生地を着ているのでしょうか?
答えは個人差はございますが、No(perhaps)でしょう。
【DARROW DALE】のコレクションに関しますと、日本のマーチャント(問屋)が英国に別注して織ってもらった、オリジナルの柄のコレクションとなります。いわゆる世界共通ではなく、日本独自の市場に合わせた生地のラインナップです。とは言え英国産は間違いございませんのでご安心を。
では恒例の、最近購入ししたマクロレンズで生地を、マクロスコープで見てみましょう。
まずはS様の生地です。
水色とオレンジの二色の組み合わせかなと思っていた生地ですが、よく見るとその他にもグレーとブラウンの糸も混ざっておりました。糸色を複雑にする事で深みが出るのでしょうか。
続いてはH様のグレーの生地でございます。
こちらは予想通りの3色での配色でしょうか。
ベースの生地は先染めの糸の為に織り上がった生地はムラとなって、いわゆる杢(モク)と呼ばれるミックス調の生地に見えます。
最後にとてもスーツを気に入られたお二人がこのままスーツを着用してお帰りになるという事でしたので、「本当は少し派手だったなぁ・・・」とならないか心配でお帰りを見届ける事に・・・
・・・ドキドキ
・・・ドキドキドキ
大丈夫でした!一度も下を向かないで堂々と歩いてます!!
(何に対して大丈夫なのでしょうか!?)
大阪・南船場・心斎橋のオーダースーツ店、Luxum(ラグマ)
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オーダープライス
☆オーダースーツ(2P) ¥75,000〜
☆オーダースリーピーススーツ(3P) ¥85,000〜
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現在の納期 30日〜(繁忙期や生地の仕入れにより前後がございます。また、お急ぎの方はご相談ください)