クリーニングに出す前に。汚してしまったスーツやシャツを応急処置で元通りに。

コンテンツ

不注意で洋服を汚してしまった！

皆さん一度は食事中にスーツやシャツを汚してしまったことはないでしょうか。
諦めてクリーニング出す前に、汚してしまった直後の適切な処置により、元通りの綺麗な状態へ戻せる可能性が格段に上がります。

大阪・南船場のオーダースーツ店、Luxumです。

1、まず汚れたら出来るだけ早く衣服を脱ぐ（パンツなどその場で脱げない際はそのままで）

2、汚れた箇所に水をかけ濡らす

3、タオルや、ティッシュを汚れた箇所にかける

4、3の汚れた箇所をひっくり返して手のひらに置き、上からもう一枚タオルかティッシュで挟んで片手で生地を叩く。（サンドイッチ状に）

＊タオルやティッシュを取り換え、2～4を繰り返す。

＊イメージ図。汚れた箇所が一番下に来るようにしてください。

叩いて汚れをタオルや、ティッシュなどに逃がしてください。
繊維に汚れが付着してしまう前に、水で汚れを他の繊維に移してしまいましょう。

汚れをそのままゴシゴシとこすってしまうことは絶対にしないでください。
繊維に汚れを付着させてしまうと、元に戻りづらくなってしまいます。
応急処置としてはこれだけで充分です。軽い汚れならこれだけで取れてしまいます。

ここからさらに綺麗するには汚れの性質を知ることが重要となります。
一般的な汚れは以下のように、大きく2つの種類に分けることができます。

水溶性（水に溶け込む性質の物）

油溶性（油脂に溶け込む性質の物）

このチェックはとても簡単。
先ほどの応急処置2、の水をかけた際に10秒ほど放置してみて、

水が染み込む汚れ→水溶性
水がしみこまない汚れ→油溶性

となります。

ちなみにコチラは油性汚れ。急いで洗いましょう。

一般的に、
水溶性汚れは、しょうゆ、ソース、ケチャップ、酒、ビール、ワイン、お茶、コーヒー、血液など。
油溶性汚れは、サインペン、ボールペン、口紅、卵や牛乳など。
と言われているので、これを覚えておくのも手ですね。

水溶性の汚れの場合は、水やお湯で薄めた中性洗剤の液を歯ブラシに付けて擦るのがご家庭で一番落としやすいです。
洗面台や、お風呂場などで優しく擦ってあげてください。
力いっぱい擦り過ぎると生地を傷めてしまうのでお気を付けください。

頑固な汚れには、先ほどの中性洗剤を薄めた液を、50度ほどの温度にして1～2時間放置してから、歯ブラシで擦ると効果的です。
応急処置が手早く出来ている場合、ほとんどの汚れがこれで落ちます。

油溶性の汚れは、アルコールや、ベンジンなどを使い落すことが多いのですが、成分が強いため、オーダースーツに使われる生地では痛めてしまうことがあります。
この場合は出来るだけ早めにクリーニング店でご相談されることをオススメします。

ご近所に馴染みのクリーニング屋さんを持つことで、汚れトラブルに落ち着いて対応出来るようになります。
「あ、汚れた、でもこの汚れなら落とせるな。」と落ち着いて対処出来たらもうスペシャリストですね。

適切な処置を行うことによって嘘のように汚れが取れるようになります。
またご家庭では汚れが取れなかったとしても、クリーニング店で綺麗に取れることも多々あります。
どちらにしてもスピード処置が肝心なので、ぜひお試しくださいね。

ご予約・お問合せはお電話またはメールでお承りしております。
OPEN:11:00〜19:00　（ご予約優先制）
CLOSE:2018年月は無休となっております。
TEL:06-6210-3008

オーダープライス
☆オーダースーツ（2P）￥75,000〜
☆オーダースリーピーススーツ（3P）　￥85,000〜
オーダースーツの料金はこちら

現在の納期　30日〜（繁忙期や生地の仕入れにより前後がございます。また、お急ぎの方はご相談ください）