イギリス、イタリアなど、国内外から仕入れた秋冬のオーダースーツ生地が続々と入荷しているのは先日お知らせさせていただいた通りですが、本日から店頭の生地も秋冬仕様に入れ替えました。
仕立て屋の秋は早いのです。
しかし、今のシーズンならではの魅力があります。
スーツ、コート、ジャケット、パンツなどなど当店特選の生地が一挙公開となります。
エルメスの使用生地で知られる「ロロピアーナ」や、その年採れた最も良い原毛で織られるという「テイラーアンドロッジのラムズゴールデンベール」、チャーチル元首相も愛しフラノ素材のオリジネーターである「フォックスブラザーズ」の他にも、今では手に入らないビンテージ生地もございますので、ぜひご覧になってください。
夏の末に差し掛かる今から、秋冬のお仕立てに思いを馳せるのは仕立服を愛する紳士だけの楽しみです。少しの優越感と、繁忙期を迎える前のゆったりとした空気の漂う店内でじっくりと生地と向き合ってみてください。
バンチの生地と、現物生地の違い
こういった店頭にある現物生地の大きなメリットは、大きな生地として手に取ることが出来るので、仕立て上がりのイメージが非常に掴みやすいです。
初めてのお仕立てでバンチブックではイメージが掴めないという方は、生地を肩に乗せたりすることでイメージが掴みやすくなるのでオススメです。
また、店頭でもよくお話をしていますが、カットバンチよりお仕立てしたスーツは若干明るく見えたり、派手に見えたりします。生地の面積が広くなることにより、生地の個性が強くなるのですね。
色や柄が強調されるので、少しご注意が必要です。つまり現物生地であればそのようなそんな問題はおこりませんね。
仕立て屋の購入する現物生地の特徴とは?
一言で表すならレアな生地です。
世界的に見ても特徴的な生地であったり、その生地ブランドが今までに発表した事のない生地であったり、なかなか手に入らない生地であったり・・・時々ではありますが、お買い得生地ということもあります。
オススメの生地であるのは間違いありません。
ご注意いただきたいのは、無くなってしまえばもう手に入らない生地であることがほとんどです。
さらに当店では現物生地に関しては、ほとんどの生地をお一人様分しかご用意をしておりません。
気に入る生地があればそれは運命のようなものです。長く愛してあげてくださいね。
大阪・南船場・心斎橋のオーダースーツ店、Luxum(ラグマ)
ご予約・お問合せはお電話またはメールでお承りしております。
OPEN:11:00〜19:00 (ご予約優先制)
CLOSE:2018年8月は無休となっております。
TEL:06-6210-3008
オーダープライス
☆オーダースーツ(2P) ¥75,000〜
☆オーダースリーピーススーツ(3P) ¥85,000〜
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現在の納期 30日〜(繁忙期や生地の仕入れにより前後がございます。また、お急ぎの方はご相談ください)