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神戸のオフィスへ転勤になる佐藤様のアイビースタイル、オーダースーツ
思い入れの深いお客様に、転職を機にオーダースーツをお仕立ていただきました。
大阪心斎橋のオーダースーツ店「Luxum ラグマ」でございます。
当店のフィッター加藤がバーテンダー時代に初めてのお酒をご提供したお客様が今回ご紹介する佐藤様です。
振り返ればもう8年前の事。業界未経験の右も左も分からぬ加藤にとても良くしてくださいました。
アイビースタイルとは?アメリカ的スーツスタイルのご提案。
大手商品メーカーでお勤めの佐藤様は長年お勤めの会社を退社され、新しいお職場にチャレンジされるそうです。
今回の転職を機にオーダースーツをご依頼いただきました。
新しいお勤め先の社長様はユニークな方らしく、そのインパクトに負けないくらい鮮やかなスーツをご注文いただきました。
佐藤様は自称最後のアイビーブーム世代とのことで、アメリカントラディッショナル(アメトラ)なイメージでお仕立てさせていただきました。
そのため、生地選びもイタリア生地ではなく英国生地をご提案。
アメトラを代表する、アイビー文化は英国のスーツスタイルをお手本にしておりますので、これを使わない手はございません。
とはいえ、古き良きアイビースタイルそのままにお仕立てしてしまうと、コスプレのように場違いな印象を与えてしまいます。
今回は転職というタイミングの大事な場面でのお仕立て。そこは佐藤様とご相談の上、現代的な要素を入れさせていただきました。
肩パッドを極力抜いて作ることによって、ナチュラルショルダーにすることが出来ます。
佐藤様の場合、ラガーマンであるため肩パッドはあまり必要ありません。個人差があるため一概には言えませんが、その方が軽く着心地も良くなります。
衿のステッチは通常のAMFステッチではなく、あえてミシンステッチに。
アメリカはマシンメイドの大規模工場生産発祥の地でもあります。それがアメトラ文化や、アメカジ文化を作っていくのですが、その文化をそのままにミシンステッチとさせていただきました。
ビジネスマンとして名刺代わりにもなるオーダースーツ。新しいオフィスでのご挨拶に最適です。
バー文化をとても愛する佐藤様には色々なことを教わりました。
今でも親しくさせていただいているバーの先輩は「こういった夜の仕事だからこそ、きちんとしないといけない。僕はお昼の仕事をしている方を参考にしていて、僕の場合はそれは佐藤さんだった。」と話をしてくれました。
働くとは、男とは、人生を楽しく遊ぶとは、そんなことを教わったような気がしています。
お客様が酒杯を傾けている姿で日々蓄積のようにお客様に育てられていくバーテンダーという仕事には今でも尊敬と愛情の念があります。テーラーもバーテンダーも、人の岐路に立ちあうことが多い仕事。何かでより良い方向へ向かっていただけるようなお手伝いが出来ればこれ以上の喜びはございません。
佐藤様ありがとうございました。新たなお勤め先でのご活躍をお祈りしております。
大阪・南船場・心斎橋のオーダースーツ店、Luxum(ラグマ)
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OPEN:11:00〜19:00 (ご予約優先制)
CLOSE:2019年4月は無休となっております。
TEL:06-6210-3008
オーダープライス
☆オーダースーツ(2P) ¥75,000〜
☆オーダースリーピーススーツ(3P) ¥85,000〜
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現在の納期 30日〜(繁忙期や生地の仕入れにより前後がございます。また、お急ぎの方はご相談ください)