会員制餃子冫（にすい）知られざる立ち飲み店で酔いしれる。

コンテンツ

1 立ち飲みなのに会員制？しかも餃子専門店？
2 予約必須の大人気会員制餃子店　「冫（にすい）」
3 ハタノワタルさんの内装で骨董や、現代陶芸作家の器でいただく抜群の餃子とアテ

立ち飲みなのに会員制？しかも餃子専門店？

「良い餃子屋さんがありまして」とお誘い頂いたのは、弊社の大上と10年近いお付き合いをさせていただいているTさま。ほうほう、と酒場が大好きな我々の耳がピクピクと動きます。

「そこが会員制の立ち飲みの餃子屋さんで、、、」と話が進んだ頃には、我々の頭には会員制？、で立ち飲み？と、？マークがたくさん浮かび、それは面白そうなのでぜひ連れて行ってください。とその場でご予約をお願いしたのでした。

弊社からほどなく近くの薄暗いどことなく怪しげな雰囲気のある居酒屋路地。路地の見かけだけでも雰囲気抜群なのですが、お目当ての店はさらに一番奥。

奥までたどり着くと、一見では店とは分からない雰囲気抜群の入り口が登場します。薄暗い灯りに、手のひらのオブジェ。カッコイイです。
引き戸の入口は低く、高さ130cmくらいでしょうか。男性も女性も少しかがまないとお店に入れません。

予約必須の大人気会員制餃子店　「冫（にすい）」

こちらが「会員制餃子冫（にすい）」さん、素敵な店名は後ほどお店の方にお伺いすると、さんずいへんは水を指し、にすいへんは氷を指す言葉だそうで、自家製冷凍餃子の卸をされていることから名づけられたそうです。良いお店に洒落た店名アリ。入店前から期待度も上がります。

ちょっと緊張してしまうこの3文字。今回はT様のご紹介なので我々は安心。
新世界の真下にも会員制の古いバーがありますが、こちらもご紹介なくしては入れません。京都に多いスタイルですが大阪ではあまり見かけませんね。

意味ありげなオブジェにも想像を巡らせてしまいます。

ハタノワタルさんの内装で骨董や、現代陶芸作家の器でいただく抜群の餃子とアテ

お店は非常に薄暗くムードは抜群。内装は和紙職人のハタノワタルさんが手がけ、ミニマルで無機質な手法が多いハタノさんが、試したいことがある。と全部お任せしたところ手漉きで作られた和紙を、手で6000枚超に割いてそれを貼り重ねて壁を作っていったそうです。人間の手で張り合わせていっているため、わずかなズレが人の手が入った暖かみを演出して居心地が良い空間となっています。

弊社の大上と、ご紹介者のT様。手をカウンターにもうっすらと模様がありますが、これは昔の着物を染めた型紙が貼られています。よく見ると日本的な雰囲気があり、こちらも抜かりありません。